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貴方のオーダーのヒントになさってください。

コンパクト財布としてのベルトポケット式カード&小銭入れ 2306N

コンパクト財布としてのベルトポケット式カード&小銭入れ 2306N

2023/07/28

インバウンドでご注文いただいた製品を

ご紹介します。

当店にはあまり

海外の方はいらっしゃいませんが、

久しぶりにご依頼いただきました。

 

日本語も英語も

話す方は互いに、あまり、なので、

一度お目にかかって概略を伺った後は

メールでやりとりをしました。

 

 

 

*右がベルトポケットのカード入れ本体で
左はその中に入る小銭入れ

 

 

ご依頼内容も珍しいタイプで、

左の小銭入れをカード入れ本体に入れ、

腰のベルトに着けて使うお財布です。

 

札の入らないカード入れですが、

キャッシュレス時代のコンパクト財布

といった様相です。

 

 

 

*後ろ面は取り外しの利くホック2個留め

 

 

 

小銭入れが薄べったく

留めのないタイプなので、

これは大丈夫かな?と思い

デザイナーは試しで使ってみましたが、

そのまま使い続けているところを見ますと

どうやら使いやすいようです。

 

 

 

*中に仕切りがあるので、カード6枚と
一番奥にカード1枚、小銭入れ、と別入れ

 

 

「なるべく小さく、薄くしたい。」

というご希望から、

中身からサイズを割り出す方法で

最小サイズでお作りしています。

 

全部入れたところが上のお写真ですが、

ひとつの部屋に

みっつの仕切りを付けているので、

中身が入ったまま正面から見ると、

一番下のお写真のように

フタの幅が少し広く見えます。

 

 

 

*小銭入れは平らで、留めのない極薄

 

 

小銭入れの使い方は、

デザイナーは試しで

バーティに入れて使っていますが、

これが存外に便利、とのこと。

 

バーティはお札を折らずに持てることが

大きな特長です。

2~3枚のカードなら一緒に持てますし、

そのうえで、なお足りない小銭入れを

この小銭入れで補ったようです。

 

 

 

*中身がすべて入って本体が膨らんだところ

 

 

「この小銭入れ、小さいけれど

意外と量も入るし、浅いので見やすいし、

バーティに入れても嵩張らないし…

これなら

お札を折らないで入れられるジーヴズ

っていうイメージで、

札入れやカード入れと小銭入れを

別々に出さなくて済むから、

けっこう良いかも。」

と、嬉しそうに話しています。

 

このたびは

斬新なアイデアをありがとうございます。

きっとこれをお読みのみなさまの中にも

「うん!これだ。」という方が

いらっしゃるに違いありません。

ありがとうございました。

 

 

25年ほどの時を経て新規ご注文いただいた正統派ブリーフケース 30312

25年ほどの時を経て新規ご注文いただいた正統派ブリーフケース 30312

2023/07/26

「いまこれを使っているのですが、

そろそろ新しく作ろうかと思います。

ここのところ

持ち手部分の緩みが気になってきました。」

 

 

 

*一代目の鞄

 

 

お見せいただいたブリーフケースは、

おおおお、当店が代官山にあった時に

ご注文いただいたオーダー品です!

 

まだまだ健在で、

お調べしたら、25年ほど前にお作りしました。

「この革は、その時1枚だけお入れした革です!」

デザイナーはそのカバンを撫でています。

「大切に使ってくださいましたね、

ありがとうございます。」

 

 

*持ち手の付け根が伸びてきた

 

 

さすがにそろそろ

伸び縮みできるようにした持ち手の付け根が

伸びてきています。

これを直すのには大手術が必要なので、

金具部分に少しだけついたキズが気になるなら

新しくお作りするのには賛成です。

 

この古いカバンを

雨の日用にしていただければ、

新しいカバンの保ちも違いますし。

 

 

*内側もまだまだきれい

 

 

以前と同じお勤め先ということですが、

とても洗練されて

ご自分のスタイルが出来上がった

クライアントです。

 

正直以前どんな雰囲気の方であったか

デザイナーは覚えていませんでしたが、

お作りしたカバンを見て

どんな方かを理解した、と言っていました。

 

 

 

*右が一代目、左が二代目の鞄

 

 

美意識がはっきりしていらっしゃるし、

このシンプルなデザインを見て、

「これは大変!」と

デザイナーは思ったそうです。

 

シンメトリーで

何の工夫も無さそうなデザインに

見えると思いますが、

フタのかぶさり具合や

角の丸み、マチの見え方に付いてまで

イメージをお持ちで、

それに沿ってお作りしたものです。

 

 

 

*ここからの写真は今回お作りした鞄

 

 

こうしたシンプルなデザインこそ

誤魔化しようがなく、

パッと見たひと目の印象で

誰もがものの良し悪しがわかってしまう

恐ろしいタイプです。

 

 

現在使っているカバンの

持ち手の緩みが気になって、というのも

なるほど頷けます。

 

 

 

 

 

 

25年前と違うのはおそらくこの方のお立場で、

お召のスーツなども

お好みは出していますが、

作法に則っておしゃれを愉しんでいます。

 

そのため、

カバンの金具を変えました。

同じ金具がなかったからなのですが、

デザイナーは、この方にお持ちいただくには

もっとアッパーの雰囲気を

お出しする必要があると思ったようです。

 

 

 

 

 

 

出来上がったふたつのカバンを比べますと、

最初のものは金具がまだ普通な感じですが、

新しくお作りしたものは

エグゼクティブの雰囲気を出しています。

 

ひとりのクライアントに対して、

その方のお立場が

随分変わったと思われる時に、

それに沿った進化を表現することができるのは、

仕事として嬉しい仕事です。

 

 

 

 

 

 

「これから一生使いますから。」

大事なお仕事をしてらっしゃる

こちらのクライアントを支える鞄を

二代に渡ってお作りできたことは

まことに嬉しいことです。

ご活躍を期待しています。

 

このたびのご注文も

ありがとうございました。

 

 

ダークオレンジのヘビ革、車用のファスナーキーケース 30403

ダークオレンジのヘビ革、車用のファスナーキーケース 30403

2023/07/24

以前ご紹介しましたタバコケースには、

一緒にご注文いただいた

車のキーケースもあり、

下のお写真のようなセットになります。

 

こちらは単品のキーだけが入るのですが、

これまでのご注文からしますと、

ファスナータイプでお持ちになる方は

かなり珍しいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

現在お使いのものは

ガバガバのサイズで気持ち悪いとのこと。

たしかに大きなケースの中で何かが動くと、

音も手当たりも

ちょっと嫌な感じがします。

 

 

 

*キーリングに通しての収納なので
これがぴったりサイズです。

 

 

外には家の鍵をつけるとのことで、

二重リングをお付けしています。

 

そうなると、このケーケース自体が

キーホルダー、ということですね!

普通のキーホルダーの使い方とは

逆張りですが、

なるほどこれもあり、です。

 

 

 

 

 

少しダークなオレンジは

ヘビの模様がはっきりしていて個性的。

シルバーのファスナーによく合います。

 

きれいに仕上がっていますが、

こういう小さなものほど

大きくもなく、小さくもなく、

程よい大きさでお作りすることが

難しくなっていきます。

 

 

 

*右は、サイズ確認のためのダミーケース

 

 

美しく出来上がったキーケースの

製作に入る前には、

お写真のような「ダミー」を作って

入り具合を確認します。

 

この「入り具合」というのが曲者で、

人によって多少違う感覚を持っています。

そのため当店では、

必ず製作責任者とデザイナー、

製作者との3者で確認します。

 

 

 

*こちらも右がダミーケース

 

 

このように石橋をたたいて渡る的な

作り方をして

感覚的な部分を補うことで、

正しい「気持ちよく感じるゆとり」を

毎回追求しています。

 

この部分はフルオーダーメイドの

要のひとつ。

初めてなのに、2点同時のご注文を

ありがとうございました。

長~くお使いくださいね。

 

 

パクっと開く柔らかなメガネケース

パクっと開く柔らかなメガネケース

2023/07/22

「柔らかくて

出し入れしやすい

メガネケースが欲しいです。」

 

お話をよく伺いますと、どうやら

昔の小銭入れタイプの入口をした、

柔らかな革質のケースをご希望です。

 

 

 

 

 

 

「あの金具はまだあったかしら?

金具には、メガネが入るくらいの幅が

あったかしら?」とお探ししますと、

あった、あった、おまけに

ちょうど良いサイズです。

 

もっと大きなメガネであれば

入らないとサイズでしたから、

今回はラッキーでした。

 

 

 

 

 

 

当店オリジナルの革「ルバル」にはない

何かしらきれいなお色を

ご所望いただきましたので、

先日使った柔らかな革をお見せしました。

 

革としての手触りや

使っている時や馴染んだ時のルバルは

他に比べる革がないほどなのですが、

 

きれいなお色をご希望されてしまうと

色揃えに難ありなので、

そのようなご希望の方には

その時々で在庫の革をお見せしています。

 

 

 

 

 

 

このたびの金具は、

ある程度の年齢の方なら

見覚えのある金具だと思いますが、

若い方にはきっと

見慣れない、新鮮なものかも知れません。

 

金具の脇を人差し指と親指で押すことで

ケースの入口がパクっと開く金具です。

 

その手を離すと入口はピタリと閉まり、

そのまま収まって、開かない仕組みです。

おもしろい金具ですが、

その幅は一種類しかありません。

 

きっと他のケースとしての使い方も

思いつく方がおいでではないでしょうか?

ご参考までにご紹介します。

 

 

 

*メガネを入れても嵩張らず、コンパクト。

 

 

きれいなお色なので

どれくらいの期間で

褪色があるかわからないですが、

きれいなお色というのは、運命的に

必ず褪色することは避けられません。

 

先日

他のクライアントから見せていただいた

ハイブランドの製品も

驚くほど褪色していたのですが、

その褪色が始まったのが

お求めになってから2~3年後で、

しかも白っぽいブルーが、最初から

黒っぽく変わっていったと伺い、

かなり驚きました。

 

ブルーはもっとも褪色しやすいお色ですが、

やはり人を惹きつける魅力があります。

 

使用後を知ってお使いになるのと

知らずにお選びになるのとでは、

ご注文者のお気持ちはまったく違うと

思います。

 

うるさいかもしれませんが、

当店ではそのようなご説明もします。

みなさまには、納得いくご注文を

していただくことが大事なことと思います。

 

このたびのメガネケースですが、

何年か経って

使用後をお見せいただけると

ありがたく存じます。

ご注文、ありがとうございました。

 

 

バッグに合わせたストラップの製作

バッグに合わせたストラップの製作

2023/07/20

最近お問い合わせで多いアイテムが、

バッグに合わせたストラップです。

 

ご紹介するのは

当店特製牛革製です。

たまたま当店の牛革が

お手持ちバッグの素材に合ったため

ご注文いただきましたが、

 

「持っているバッグと同じ革で」

というハイブランド系のバッグに対する

厳密な革のご指定になりますと、

どのお色でもそれに沿うことは出来ますが、

高価になります。

 

 

 

 

 

 

それは、バッグのストラップは

ほとんどの場合、製品製作としては

紳士用ベルトと同じだからです。

 

つまり、ベルトは長い場合が多いので、

1枚の革のど真ん中から

パーツを取ることになり、

歩留まりが悪いアイテム、ということ。

 

そして、取り付け方が

バッグによって変わりますから、

その部分を

モノによって変える必要も出てきます。

 

ショルダーベルト金具の

穴ひとつをとっても、

同じ大きさのものはまずありません。

穴の形や大きさは、適宜変えています。

 

しかも、革がハイブランドの色革となると、

ご用意あることの方が少なくなります。

 

 

 

 

 

 

ご紹介しているストラップは、

細めのベルトに肩当を通し、

ベルトの端に穴を開け、金具に通すタイプ。

 

元々のバッグは

手持ち式の割に大き目でしたから、

きっとうまく使っていただけると

思います。

 

その手持ち紐と同じ

ショルダー紐の太さですが、

肩当をつけることで

使い勝手がグンと上がります。

的確なご指定をいただき、良かったです。

ありがとうございました。

 

 

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