実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ゴルフのスコアカードカバー 30211
2023/04/19おもに男性にとってのゴルフ仲間は
大切な仕事のパートナーでもあることが
多いと思いますが、
仕事も遊びも一緒にできることは、
友人としてのお付き合いが
長続きする秘訣のひとつでしょう。
本日は、ご自分用としてだけでなく、
そうしたお友達へのプレゼントとして
ゴルフカードカバーを作ってくださった
クライアントをご紹介します。
見本としてお持ちくださった
今まで使っていたカバーは、
よく使いこまれていて
そろそろボロボロになっていました。
それを元にして
もっとシンプルにお作りしたものが
今回のスコアカードカバーです。
歩きながらスコアを書き入れるため、
いわゆるジョッターのように、
しっかりした芯材を入れて
手で持ったままの書き入れが
楽にできるようにしました。
市販品のすでに出来上がった姿は
ゴルフをする人にとっては当たり前ですが、
ゴルフをしない私たちが
オーダー品として製作する場合、
個々人の使い方を伺いませんと
なかなか想像だけでは
正解な出来上がり品の姿に追いつきません。
ですが、それは同時に
市販品の一般的な姿を知らないことで、
さらに使いやすい新しい姿をご提案して
お作りできる、という可能性も含みます。
革製品というたくさんのアイテムの括りで
フルオーダーメイドをする時、
慎重なコンサルティングをするのは
上記のような理由からです。
今回は特に新しいアプローチはありませんが、
美しく丈夫にお作りしております。
みなさまの友情が末永く続きますことを
心から願っております。
大切な方々へのプレゼントとしての
ご注文をありがとうござました。

アクアグリーンのIDカード入れ
2023/04/17春の季節に
こんな軽やかなIDカード入れを
新しく下ろすことができたら、
なんと楽しいことでしょう!
IDカード入れは、ひとつを
ずっとお使いの方が多いと思いますが、
こんな楽しみ方もあります。
服装や季節、気分に合わせて着替える。
決まりごとの少ない場所であれば
見る人の目も愉ませて、会話も弾みます。
マナーやファッションは
そこにいる相手に対する気遣いです。
明るい気持ちにさせたり、
爽やかさを感じさせたりすることは
お互いにとってプラスです。
そしてそういう道具が、
持つ人自身の身体を楽にしてくれるような
軽量のものであれば、
もっとすばらしいと思いませんか?
たくさんのモノは要らないですが、
本当に必要なもので
ご自分の気持ちがアップするものを
選ぶことができれば、毎日楽しく過ごせます。
そのような買い物を意識していきますと、
却って余分なものを買わなくなるのは
不思議なことです。

新作コンパクト折り財布の評判 30304
2023/04/13出来上がったオーダー品を前にして
みなさまからよくいただくお言葉に
「これ、売れると思いますよ!」
があります。
そういう時、正直なデザイナーは
すぐに夢を打ち砕いてしまうようですが、
フルオーダー店におりますと、
どれほどみなさまが現実生活で
ご不便を感じているか、それと
同時に「人のものの使い方は千差万別」
ということも、とてもよく理解できます。
ですからこういうお店で
発売と同時に数個の注文があればもう、
「これはベストセラーかも!」などと
思ってしまう私たちも、いることはいます。
前置きはさておき、
今日ご紹介するのは、新定番の
「コンパクト」というコンセプトに対して
いったいいくつのアプローチをするのか…
確たる定番が出てくるのは
見果てぬ夢なのかもしれませんが、
こちらは評判が良いようです。
その秘密は、外に付けた小銭入れ。
この小銭入れの付け方は、
マチがあって使いやすいタイプとしては
おそらく、もっとも薄べったくて
本体から出っ張らないと思います。
デザイナーもそう思っての提案でしたが、
そこまで説明する前に
ご注文者のみなさまから
そういう言葉をお聞きすることができるのも
評判が良いことと思っています。
コンパクトであっても
ある程度の枚数カードを入れたい、
というご希望も少なくありませんから、
カードはまとめて入れていただく仕様に
しました。
札の大きさ、カードの大きさを考えますと
どこかを削らなければ
小さくすることは出来ません。
このカードポケットには
最大に入れていくと、
一か所に6~7枚は入るようにできます。
革は伸びますから。
いったんたくさんの枚数入れたら
減らして使わないよう
気を付けてくださいね。
出来上がり時は
上のお写真くらいふわっとしていますが、
使っていくとピタッと薄くなってくるのが
当店の特製牛革。
そして、革製品は
なぜか使うほど小さくなりますから、
馴染んでくると、新品よりも
ずっと愛着が湧いてきます。
このたびはこのお財布をお選びいただき、
ありがとうございました。
長くお役に立てるよう、願っております。

ふたつ目のクロコダイルブリーフケースタイプのショルダーバッグ 302N
2023/04/11こちらのクライアントには
サイズ違いx同じ仕様のバッグを
いくつかお作りしております。
そのいくつかを長い間
使ってくださってのご感想は、
「やっぱりクロコダイルが好きだし、
サイズはA4が入る方がいいですね。
同じように作って欲しいんだけど、
革は何色があるかな?」
お作りしたバッグは
外から見るとシンプルなデザインですが、
たくさんの小物が
それぞれうまく収まるようにしているものです。
*A4サイズが入る本体+前ポケット
前にお作りしたクロコダイルは黒、
サイズはA4よりも少し小さいものでした。
今回はダークグリーンをお見せしたところ
気に入ってくださいました。
ツヤを抑えたシックなグリーンです。
何度かご来店いただきましたから、
この方のおしゃれの雰囲気を
きっちり理解してのお薦めです。
決して派手ではありませんが、
凝った印象を与えてくれるダークグリーンは
お召し物のカラーにもぴったりです。
*取り外しできるショルダー紐付き
このバッグの製作の複雑なところは
枚挙に暇がありません。
本体の形は
ファスナーがかなり下まで開くタイプで、
その内側にはストッパーがあります。
ファスナーは広く開くけれども
中のものが落ちることはありません。
その本体には
厚みのある前ポケットがついていて、
後ろ面にはファスナーポケットがあります。
*厚みのある前ポケット内側
また、この鞄の中に入れるお品物は
多くが小物で、品数も多いものですから、
目をつぶっていても
中身を取り出せるくらいに
それぞれの小物が収まっていることが
必要です。
それがすべてうまく働いてくれれば、
今回のバッグはまた
持ち主の身体の一部になることができます。
*本体、浅いフタ部分の内側
8~9年お使いいただきましたから、
生活も持ち物も、少し変わってきています。
前回の仕様から
それを反映させるマイナーチェンジを
ご要望いただきました。
今回見本としてお持ちくださった
(前回お作りした)黒のクロコダイルバッグは、
とてもきれいなツヤが出て
まだまだこれからも活躍できる状態です。
いくつかを使いまわしていただきますと、
こんなにきれいに鞄をお持ちいただけるのだと
あらためて認識しました。
*本体、深い側の内側
マイナーチェンジは本体内側にもあります。
深い側の内側に付いていた
ひとつの大きな仕切りは、今回
横幅が大きくなることで
2列に分けることになりました。
サイズが変わることで起こる
使い勝手の変化に
対応させようという目的です。
そして大きいサイズになった分、
時に500mlのペットボトルを
ホールドしたい、という話になりました。
それで、折り畳めるホルダーを
お付けしています。
*背面外ポケットの内側
背面の内ポケットには
厚みこそ取ってありませんが、
ぱっと取り出したい日常使いの小物が
すべて収まるようにしています。
バッグ本体の面を硬くしすぎなければ、
こういった使い方が可能です。
何年も経ってから
同じ仕様でお作りするのは
みなさまのご想像より難しいかもしれません。
製作方法はどんどん進化しているからです。
ところがこういったご注文をいただきますと、
見本のないまま模索しながら作るものは
すばらしい結果を産む、
ということに改めて気づきます。
そしてそれを踏襲することが
私たちの思った以上に大変であるのは、
一点一点その時のご注文者のお話に
良く耳を傾けているからだと
気づきました。
このたびのバッグも
ぜひ長くお使いください。
ありがとうございました。

ブルース・リーのベルト 30102
2023/04/09「このベルトを使いたいのですが、
スーツ用としては太すぎるので
スーツにできるような幅で作ってください。」
最初にこのベルトバックルを拝見した時の
デザイナーの顔は、お見せしたかったです。
「どうやって使うんですか?」
まるで知恵の輪です。
丸い輪っかとバーは、それぞれ単体です。
ループにしたベルト革の一部を
輪っかから出して、
そこにバーを挿すことで留まる仕組み。
ご理解いただけるでしょうか?
とても変わったベルトです。
お話を伺いますと、これは
ブルース・リーのしていたベルトを
限定数で復刻させたものだそうです。
ここに上げることは出来ませんが、
彼がこのベルトを
細身のスーツに付けている写真も
拝見しました。
このタイプのベルトがスーツで似合うなんて、
やっぱりスーパースターです。
ご注文者が使いたくなるお気持ちがわかります。
ちょうどこのご注文をいただいた頃、
デザイナーは
香港映画界のスタントマンたちを描いた
ドキュメンタリー映画
を観たばかりで、
かなり食いつき良く話を聞いていました。
本作は
ブルース・リーが出る前からの話で、
サモハンキンポーも
香港映画界で製作者として
重要な役割を担っていました。
カンフーの型は、もともと
京劇の師匠が教えていたものだそうで、
「見せるための戦いの型」であり
「実戦的」でありませんでした。
その頃の業界では
どんなに危険なスタントであっても
Noを言わないのが
スタントマンの矜持であり、
予算の少ないカンフー映画を
もっとも魅力的にするための
驚くほど危険なスタントでも、
みんなしてその依頼を受けていました。
今では、同じような意味で
身体を張ったスタントは滅多にありませんが、
70~80年代
ハリウッド映画と対抗するには
生身のスタントくらいしか
彼らにはありませんでした。
そんなわけで当時
世界に名だたるカンフー映画が
キラ星のごとく生まれたわけです。
*スーツ用に細めにしたベルト本体の形
そんな「見せる型」としての
カンフーアクションから
ほんとに打撃するようになって、
映画の中で
圧倒的に戦う時間が短縮されたのが
ブルース・リーの映画です。
それまでの映画中では
20分ほどの戦い場面が主流だったようです。
彼はアメリカに家族で移住したので
アメリカで役者の道へ進んだのですが、
当時はひどい人種差別で、
アイデアは採用されても
彼自身の作品は作られない…
そんなジレンマから香港へ戻って
後に香港映画界へ入ったそうです。
そんな経緯で生まれた主演第一作が
あの「ドラゴン危機一髪」。
ブルース・リーについて
初めて知ることばかりでしたが、
アメリカの大学で哲学を専攻し、
高校でも教えていたと知って驚きました。
だから香港民主化運動で合言葉となった
「Be Water」を始めとする
たくさんの深い言葉を残せたんですね。
と…ずいぶん道を外れて書きましたが、
このお店におりますと
自分一人では知る機会がなかったことに
遭遇する機会にも恵まれます。
クライアントのみなさまに感謝!
とにかく、このご注文者が
スーツでこのベルトをお付けになるお姿を
拝見できる機会を、楽しみにしております。
このたびはありがとうございました。
























