ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

少しだけ大きくした定番ショルダーバッグ、ギンコ 41005

少しだけ大きくした定番ショルダーバッグ、ギンコ 41005

2024/12/27

「ギンコ」という当店定番バッグ

なるべくコンパクトに

モノを持ち運びたい、という

女性たちから人気です。

 

デザイナーの使っている20数年ものが

店頭に置いてあることが

大きいかもしれません。

小さなバッグなのにたくさん入ることが

ひと目でわかるからでしょう。

 

 

 

 

 

 

見た目は小さくても

容量が大きいのが当店定番の特長ですが、

このバッグを選んでくださる方は、

A4サイズがさっくりと入れられて

持ち運べることに注目なさいます。

 

こちらのクライアントも同様で、

「いつもたくさん荷物を持っていますが、

このくらいの大きさのバッグで

出かけられると良いなと思います。

 

この大きさでA4も入ってしまうのが

これを選んだひとつの理由です。」

ありがとうございます。

 

*A4はタテに入れられますが、

高さはバッグから出ます。

他の小物をたくさん入れながら、

突然のA4をきちんと持ち運べるところが

このバッグのおもしろさです。

 

 

 

 

 

 

ところが、いつも持ち運ぶもののサイズが

この定番ではギリギリだったため、

少しだけ大きくしました。

 

華奢な方だったので、

極端に大きくしたくありませんでした。

バッグには、ほんの少しの違いで

極端にイメージを変えてしまう

限界のラインがあります。

 

定番であっても

このようにカスタマイズすることも

出来ますから、

何かお考えのことがあったら

何でもお話しください。

 

 

 

 

 

 

少し大きくするだけですが、

全体の縮尺はオリジナルと同じにして

デザインが崩れないようにします。

 

今回はそのままの縮尺できれいでしたが、

大きさの替え具合いによっては

いろいろなパーツや付け位置を変える

必要が出ることもあります。

そんな時はステキになるよう考えて、

みなさまにご提案します。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントはまだお若いですが

良いモノを長く使いたいと思ってらっしゃる

クライアントで、

「今思うと、これまでの買い物は

いろいろ無駄なものを買ってきました。

結局使わないのに、

買ってしまうことがありました。

これからはそういうことが無いように

したいと思います。」とおっしゃいます。

 

デザイナーは

「でもそういう無駄と思われる買い物は、

結果的に、無駄をなくすためには必要です。

誰だって最初から、

何が自分に合うか、なんて解らないですから。

 

お洋服でしたら、

買おうとしているものが単品であれば、

どの気候の時に使えて

自分の持っているものに合うかどうかを

頭の中で想像すると良いですよ。

 

決める時に、その単品のイメージとして

例えばコンサバとアバンギャルド、

エレガントとスポーティ、というような

同じ系列でありながら

相反するイメージの軸を作って

そこに当てはめていくと、

それを使う「場」もわかって、

ほんとうに自分にとって使えるものかどうかが

判断できます。

 

失敗したと思ったとしても、

その原因を理解できれば

無駄になることはありません。」

とご説明していました。

 

 

 

 

 

 

かくいうデザイナーは

「私は食べ物でも衣類でも靴でも

音楽でも絵でも映画や舞台でもなんでも

自分自身でたくさん体験してきました。

いっぱい失敗して、考えて、最初は

何が何だかわからないことも

たくさんあったけど、今は

ほとんどのことがわかるようになりました。

無駄なんてないのよね…」と言っています。

 

みなさまに

より良い判断をしていただくために

当店でコンサルティングするのは、

たくさん失敗もしたデザイナーです。

安心してご相談ください。

 

 

12/29(日)~1/6(月)お店はお休みします。

12/29(日)~1/6(月)お店はお休みします。

2024/12/26

旧年中はありがとうございました。

みなさまとのコレボレーションで

たくさんのすばらしいオーダー品を

作ることができたことに、感謝します。

 

 

 

 

 

 

新年の2月には

店舗の引っ越しを控えております。

そのため対応が遅いことが

あるかもしれませんが、

 

何より、変わらず命かけて

みなさまのオーダー品

と取り組みたいと存じます。

 

新しい店舗での

新生オーソドキシーにご期待ください。

 

 

 

新店舗の大きなコンセプトと内装素材のストーリー

新店舗の大きなコンセプトと内装素材のストーリー

2024/12/26

今日は「㈱吉田多津雄建築計画事務所」

吉田さんへのご相談から導き出された

新店舗の内装コンセプトを

お知らせしようと思います。

 

どんな風に注文内容を決めていくか

お書きすることで

これから家を作る人や店舗を作る人の

ご参考になれば幸いです。

 

またこの内容は、当店へ

革製品のご注文をくださる方にも

何かしら得るところがあると信じています。

 

 

 

*右の方が吉田さん、その隣が女性スタッフ陣。
タンニンの木、
数種類の床材を見せてくださっています。

 

 

 

初回はもちろん

現在の銀座店に出向いていただき、

新しい物件もご覧いただいたうえで

どのように新空間を使いたいか、

依頼者なりの説明をしました。

 

「革製品で慣れてるはずなのに、

店舗ってもっと広範囲のことなので

どこから説明すればいいか、難しい。」

 

ということでデザイナーはまず、

技術者たちと相談して決めた全体像の

レイアウトをお見せして、それが

どういうコンセプトなのかを説明しました。

 

 

 

*技術者たちが作ったきちんとした縮尺の
新店舗寸法。そこに中身をレイアウト。

 

 

 

「新店舗では”革をお見せする空間”を

作って、みなさまをご案内するつもりです。

まずご相談→革の選択

という感じで、場を移してご紹介したい。

 

話し合う空間→見る空間→作る空間

という風にして、みなさまに

移動する空間を愉しんでいただける

エンターテインメント空間にしたいのです。」

 

 

そして

レイアウトは今とあまり変わらないですが、

店舗としての世界観をガラッと変えたい、

と、リクエストをお出ししました。

 

でも机や扉などは

自分の好きなアンティークですから

持って行きたい、という要望も出して

「うちにいらっしゃるクライアントも

こんな気持ちなのね。」という感じです。

 

 

 

*次々と素材候補を見せてくださいます。
吉田さんの説明自体がとても興味深く、
高品質。お写真で手にしているのは
和紙に漆(タンニン繋がり)を塗った壁紙。

 

 

 

「革について調べたのですが、

革を鞣すのには”タンニン”を使うそうですね。

ここの革はそれがメインですから、

内装に使う素材のテーマを

”タンニン”にするのはどうでしょう?」

 

こんなアプローチに抗える人はいません。

 

「タンニンはおもに、

ミモザや栗、ケブラッチョという木から

抽出した樹液です。そんなんで

たまたまいろいろ探していたら、

アカシア(ミモザ)とチェスナット(栗)の

高品質の床材で、驚くほど安価に

出してもらえるものがあったので、

見本をお持ちしました。」

なんと素早い建築士です。ここまで一週間。

 

高名な建築士だということもあり、

少ない量であれば、高品質の素材を

安価に引っ張ることもできるようです!

 

 

 

*吉田事務所でお出迎えしてくれる
「どらえもん」。これが漫画に出てくる
どらえもんのリアルなサイズ!

 

 

 

”タンニンストーリー”のある内装なんて…

 

素材に精通していて、

自分がデザインするお店に

貪欲な興味を持ってくれなかったら

こんなコンセプトは出せないでしょう!

 

吉田さんは

どんなものでもとことん調べ、それを

あっという間にご自分のモノにしてしまう

スゴイ人です。

 

というわけで、

今度のお店の内装に使われる素材は

それぞれが

”タンニンストーリー”を持っています。

 

デザイナーが考えたのは

店の在り方としてのコンセプト。

それに建築士の視点と知識が加わって

内装そのものがストーリーを持つものへと

変化していきました。

 

次回は素材の見本をお見せします。

その小さな見本から

どうやってリアルに想像をして行くか…

さてさて、テーマはさらに大きくなります。

どうぞお楽しみに!

 

 

23年前のブラックオーストリッチジーヴズ コンパクト財布

23年前のブラックオーストリッチジーヴズ コンパクト財布

2024/12/25

「これは…作ったことあるのだけど

誰だっけ、この方??」

デザイナーは密かにパニックになっていたと

言っていました。

 

漢字で書くと珍しい苗字なのに、

音で聞くと

ありきたりの漢字の方を思い浮かべてしまう

ずっと昔のクライアントが、

久しぶりにおいでくださいました。

 

 

 

 

 

 

ほぼ四半世紀後にお目にかかったこの方は

かなりイメージが変わっています。

会社をやっている方でしたから、

引退した今現在のイメージが変わるのは

当たり前かもしれません。

 

にこにこしながら

「これねえ、もうずっと使ってるんだけど

ぜんぜん壊れないし、

すっごく良いツヤになったでしょ?

でもそろそろファスナーが傷んできたから

別のを作ってもらおうと思って。」

 

 

 

 

 

 

後からやっとお名前を思い出して、

ああああ~、とお調べしてみたところ

少なくとも23年は経っている

コンパクト財布「ジーヴズ」です。

 

オーストリッチに

裏地はヌメを使っていて、

この裏地は作るの大変だっただろうな、

などと独り言ちていたデザイナー。

 

 

 

 

 

 

それにしても、オーストリッチの革を

23年使うと

毛穴もなくなってくるんだ…

なんて思ったのが実際のところです。

 

「僕はね、使い方が荒いんだけど

ここまで保つってすごいよね!」と

絶賛してくださいました。

 

 

 

 

 

 

内側のヌメも、

この色は無理やり載せている色ですから

ところどころ色が剥げています、

しかし、どこも何ともありません。

 

ここまで保つ当店製品、

23年後のリピートに

「注文の入り方が

商売的には大変だわねえ。」

と言いつつ、デザイナーは

オーストリッチの経変変化を

知ることができて、ゴキゲンです。

 

 

ハイブランド革の女性用ビジネスバッグ 411N

ハイブランド革の女性用ビジネスバッグ 411N

2024/12/24

たくさんのオーダーをしてくださった

女性クライアントが、3点目の

仕事用バッグをご注文くださいました。

 

仕事用としては、2017年に少ない荷物用、

2018年に普段の多めの荷物用を

違うデザインでご依頼いただいています。

何度もありがとうございます。

 

その中で珍しい事例が起きました。

大きい方の濃い色のバッグは

毎日家の中で通る通路の壁に当たると

革の色が壁に移ってしまうことがわかり

使わなくなってしまった、とのこと。

 

そのバッグは

当店オリジナル牛革製ではないため、

そのようなことが起こるとは

把握できず、大変失礼しました。

 

でもこちらのクライアントは

そういう情報もきちんとくださるので

とてもありがたく、感謝しております。

 

 

 

*左側はバッグの中に入るインナーポケット

 

 

 

これまでの2点は、

現実的に見ることのできる当店定番から

デザインをお選びいただきましたが、

今回は

他の方にお作りしたオーダー品も視野に入れ、

この方のお荷物状況には

「これが合っていそう」というデザインを

デザイナーがお薦めしました。

うまくお役に立っていると良いですが…

 

 

 

*仕切りをバッグの中に入れて活用したところ

 

 

 

人には人の数だけ

バッグの使い方があります。

また、収納する荷物も千差万別で、

どこにそれを入れたいか=出し入れに向くか

ということもまったく違います。

 

 

 

  

*ファスナーポケットの中には
入れるモノの決まったインナーポケットあり

 

 

*こちら側の外ポケットは
中をどのようにでも使えるように、ポケット無し

 

 

今回いただいたリクエストから

実際にどんなバッグが浮かび上がるか

考えていきますと、

外ポケットは大きいものをふたつにして、

ひとつのポケットには

さらにインナーポケットが必要です。

 

本体内側に入れるものは

大きめのiPad、A4書類、

A5判のスケジュール帳、大きめのポーチ

といった嵩の張るものもありますし、

入館証入、名札、アルコールジェル…など

小さな細かいものもあります。

 

その中でパッと取り出したいものは

分けて入れられることが重要です。

 

 

 

  

 

 

 

こちらのクライアントは、

このバッグには自立することが必要で、

外見的に少し丸い感じのデザインが

お好きですから、

以前オーダーで作った鞄を元にすることで

すべてが解決する、とデザイナーは

直感的に感じたようです。

 

 

 

 

 

 

途中で他の形も

検討テーブルに載りましたが、

機能的に考えた結果

この形が一番良い、という話になって

この形で進めることになりました。

 

お引渡し時には気に入ってくださり、

ねぎらいの言葉をいただきましたが、

前回のバッグのこともありますから、

ある程度の時間が経ってからが

勝負です。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントには、

お休みの日に持ち運ぶゾウ革のバッグも

お作りしています。

 

こうしてお持ちくださったものを

振り返ってみますと、

当店オリジナルのような

ナチュラルレザーでなく、

個性的な革の方がお好きだと気づきます。

 

長いお付き合いをいただくことで、

だんだんとわかってくることもありますが、

そのようなことがわかるまで

長い間お付き合いいただけたことに

心からの感謝を申し上げます。

 

お使いいただいて何かありましたら、

いつでもご相談ください。

この素材でこのお色でしたら、

かなり長くお使いいただけると思います。

 

 

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